２．将来人口の推計　　（１／４）　

[南高・北低の人口動態が続く] 現在の社会・経済情勢が続くことを前提に推計
◆ 諏訪圏の総人口は、今後ほぼ横ばいから減少に転ずることが予測される。
　　1. 微増してきた人口が、2000年をピークに微減に転ずるが、しばらくは大きな変化はみられない。

◆ 『南高・北低』がこれからの人口動態の特徴。
　　１. 商工業の盛んであった諏訪湖周辺の2市1町は、農地の宅地化の余地も少なく、高齢化ととも
　　　に、過去に例の無いような人口の減少がすすむ。
　　２. 農地の宅地化により安価な住宅地を供給でき、工場の移転・大学立地・山地観光資源に恵ま
　　　れた八ヶ岳山麓の南諏訪は、人口の増加傾向が続く。

◆ 人口増加の著しいのは、茅野市である。
　　. 増加傾向の著しかった茅野市は、今後もこの傾向が続き諏訪圏最大の人口となる。

◆ 人口の急減が予測されるのは、岡谷市と下諏訪町である。
　　1. 両市町とも、1980年前後より人口減少に転じ、1995年から2015年までに20％前後の減少。

◆ 微増の原村・富士見町と、減少傾向に転ずる諏訪市。
　　1. 原村・富士見町は、人口の微増が続く。
　　2. 諏訪市は人口のよこばい傾向が続いていたが、2000年ころを境に微減に転ずる。

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